
~トルクメニスタンの秘境・その名も 「地獄の門」。 荒漠とした土獏の真ん中に、いきなり巨大な穴が、、。しかも穴全体が燃え狂ってる! 天然ガスが延々と燃え続ける灼熱の世界!~

~ 望遠で撮った焔(ほのお)のアップ。 一瞬しかない自然のアートです! ~

~「地獄の門」 夜の全景。 徒歩範囲にあるテントに宿泊するので、ゆっくり満喫できます。
上空には熱気でできた巨大な湯気。光っている白い線は、実は鳥が飛んでるんですね。~

~ すぐ近くまで行けます! が、柵もなにもないです。 「地獄行き」 にご注意ください! ~

~ふと傍らを見ると、「赤富士」 のような山が! 昼間見るとへんてつの無い普通の山なんですが、、、。 地獄の門の光でできた、夜だけしか見られない不思議な光景でした。 テント泊にして良かった~! ~

~「地獄の門」 から離れると、あたりは真っ暗に。上空は満天の星空! 撮影感度最大で撮ってみました。こんな時デジカメはありがたいですね。ちなみに 「さそり座」 です! ~

~ 皆さん、「汗血馬」 をご存知でしょうか? この馬です。一日で千里を走り、血の汗を流すと言われております。いわゆる三国志の関羽が乗っていたという 「赤兎馬」 ですね。皮膚が薄い(毛が短い)、スマートな体型、気が荒い、そして疾い! 育てたら、金持ちの馬主に競走馬として売ります。良い馬ですと、うん千万円で売れるそう。 確かに、贅肉の無いとても美しい体躯ですもんね! ちなみに、本当の 「汗血馬」 はこの地域にしかいない?、そうです。(村長談) ~

~バスの前方に、ラクダがのんびり車道を横断。道路わきには、「ラクダ出没注意!」 の標識があったのにも納得! インドのノラ牛を思い出しました。 ~

~ ラクダと言えば砂漠。誰も踏むこともない風紋がきれいでした! ~

~ ラクダを点景に 「ヤンギカラの絶景」 を撮影。 ちょうど私が帰国した後にNHKの番組でも紹介されました。白と赤と黒の断層と巨大さにびっくり! ~

~ ご一緒した写真好きのお客様も激写! ~ (ちなみに御年92歳!)

~先ほどの台地の上へ(なんとありがたいことに、車で上れるのです!)。 まるで西遊記の火炎山のような風景に絶句! シルクロードを行く旅人の心境になりました! ~

~台地の上の一番端に、突き出した頼りなさげな岩有り。絶景を独り占め! だが真下を見ると断崖絶壁! この数歩には、1%の体力と99%の度胸が必要ですね。。。(ちなみに人物は、わたくしです。) ~

~斜光になると、刻々と色が変わります! お泊まりは、この台地の上でキャンプ! ゆっくりと絶景を満喫しました。 しかし夜中はうろつかない方が、、、。真っ暗なので、「地獄の門」 の二の舞にならないように!(笑)~


~こんなテントです。意外としっかりしており清潔でした。トルクメニスタンは、大変乾燥しているので、不潔感がなくて良いです! 日差しは強いが、日陰でそよ風でも吹くと快適そのものです。とにかく、キャンプをしているのは我々だけ。まさに絶景を貸し切りにでき、大幸運でした!
もちろん夜は真っ暗。今夜もまたまた満天の星を満喫できました! ~

~お昼頃には、陰がほとんど無くなります。日差しは強く、まるで焼かれるよう! 孫悟空の芭蕉扇で火を操る、なんてお話は、この日差しと暑さを表現したかったのでは? ~


~ 田舎では、人もひつじも実にのんびりと暮らしております! ~

~ 今はのんびり平和ですが、過去の激戦地でもありました。戦没者慰霊碑にて、合掌。 ~

~ 陸路で国境を越え、お隣のウズベキスタンへ。その昔、世界で4番目の大きさ(左の写真)を誇ったアラル海へ。某国の計画性の無い灌漑で、わずか40年で干上がりかけております。言うまでも無く、一番右の写真が現在の水量です。当時は漁業で栄え、魚肉の缶詰工場なども盛況を極めていたようですが。。。 もっとインパクトあるのは、次の写真! ~

~ 砂漠に屍をさらす船。。。 もう説明はいらないと思いますが、かつて活躍していた船が、あわれ無用の長物として野ざらしになっています。安直に経済発展ばかり追う怖さが身にしみます。こういう負の現実は、日本の人(特に子供達)にも是非見て欲しいですね。 ~

~ 今日のお宿は遊牧民のユルト(モンゴルではゲル、中国ではパオ)です。中は広く、ベッドが3~6台くらい設置してあります。地べたに寝る中国のパオよりずっと清潔で快適でした! ~

~ 湖畔にあるので、ユルトから顔を出すと、大きな夕日が! 昼間はここに浸かりました。死海に負けず劣らない浮力があり、プカプカと童心に還ってみました。 が、あがって30分もたつと、体中に塩の結晶が! ヒリヒリ、とても塩分の濃い湖水でした。 ちなみに、湖底の泥は、ベットリしておりますが、お肌にとても良いそうです。 美人の泥、と言ったところです! ~

~ さよならトルクメニスタン、ウズベキスタン。また会う日まで! ~